この記事では、名バイプレーヤーとして知られる渡辺いっけいさんの学歴(大学・高校・中学)や学生時代の意外なエピソード、そして俳優を志したきっかけについて詳しくご紹介します。多くの作品で存在感を放つ渡辺さんの、知られざる素顔に迫ります。
数々のドラマや映画に欠かせない存在として活躍する俳優、渡辺いっけいさん。コミカルな役からシリアスな役まで幅広く演じ分け、その確かな演技力で多くの視聴者を魅了しています。特に『ガリレオ』シリーズの栗林宏美役や『京都地検の女』シリーズの太田勇一役など、印象的な役柄も多いですよね。
そんな渡辺いっけいさんですが、実は学生時代に漫画家を目指していたという意外な過去があることをご存知でしょうか? 現在の名優としての姿からは想像しにくい、ユニークな経歴に注目が集まっています。
この記事では、渡辺さんの出身大学である大阪芸術大学や、偏差値60という進学校・愛知県立国府高等学校時代のエピソード、さらには俳優を志すことになった運命的な出来事まで、詳しく掘り下げていきます。
彼の学歴や学生時代の経験が、どのように現在の俳優人生に繋がっているのか、一緒に見ていきましょう。
渡辺いっけいの学歴まとめ
まずは、渡辺いっけいさんの学歴を一覧で確認しましょう。
出身大学・学部・偏差値
渡辺いっけいさんの出身大学と学部、偏差値に関する情報です。
◇◆渡辺いっけいさんは、大阪府にある大阪芸術大学 芸術学部 舞台芸術学科を卒業されています。◇◆
同大学は、俳優の古田新太さんや映画監督の庵野秀明さんなど、多くの著名なクリエイターや表現者を輩出していることで有名です。舞台芸術学科では、演技や演出だけでなく、舞台美術や音響、照明といった専門技術も学ぶことができます。
偏差値については、情報源によって40台後半(47など)とされていますが、芸術系の大学は実技や専門分野への適性も重視されるため、一概に偏差値だけで難易度を測ることは難しいでしょう。渡辺さんは俳優を目指してこの大学に進学し、専門的な学びを深めました。
大学時代のエピソード
大学時代は、後の俳優人生に繋がる重要な時期となりました。
〇●渡辺さんは大学時代、同大学のメンバーが中心となって旗揚げした学生劇団「劇団☆新感線」に参加します。当初は役がもらえず、舞台の口上を担当するだけでしたが、出演予定だった先輩の退学により急遽『ロミオとジュリエット』のロレンス神父役を演じることに。その個性的な演技が劇団の中心メンバー・いのうえひでのりさんの目に留まり、本格的に劇団活動に参加するきっかけとなりました。〇●
◎◆当時の「劇団☆新感線」は、クセの強いメンバーが集まる、学内でも異彩を放つ存在だったそうです。渡辺さんは同期の筧利夫さんらと共に、卒業までこの劇団で演技を磨きました。◎◆
卒業後の進路や芸能活動との関連
大学卒業後の渡辺さんの歩みを見ていきましょう。
大学卒業後、渡辺さんは俳優としての道をさらに追求するため上京します。同期の筧利夫さんと共に劇団「第三舞台」のオーディションを受けますが、渡辺さんは不合格。その後、唐十郎さんが主宰する劇団「状況劇場」に入団し、約3年間活動しました。
状況劇場の解散後は、筧さんの紹介で「第三舞台」の公演に出演するなど、小劇場を中心に活動を続けます。
〇●大きな転機となったのは、1992年に出演したNHK連続テレビ小説『ひらり』です。このドラマで演じた医師・安藤竜太役で一躍注目を集め、お茶の間の人気を獲得。これをきっかけにテレビドラマへの出演依頼が急増し、名バイプレーヤーとしての地位を確立していくことになります。〇●
渡辺いっけいの高校時代
次に、渡辺さんの高校時代について見ていきましょう。個性的なエピソードが多く見られます。
高校名・学科・偏差値
渡辺さんの出身高校は、地元愛知県の進学校です。
◇◆渡辺いっけいさんの出身高校は、愛知県豊川市にある愛知県立国府(こう)高等学校です。◇◆
普通科と総合ビジネス科があり、渡辺さんがどちらに在籍していたかは不明ですが、普通科は県内でも有数の進学校として知られています。当時の偏差値は60とされており、学業レベルの高い高校であったことがうかがえます。野球部が甲子園に出場するなど、部活動も盛んな学校です。
高校での部活・思い出・交友関係
高校時代の渡辺さんは、現在の俳優としての姿とは少し違う一面を持っていました。
◎◆渡辺さんは高校時代、漫画家を目指しており、美術部に所属していました。絵を描くことが好きで、将来は漫画家になることを真剣に考えていたそうです。◎◆
△▼しかし、美術部には圧倒的な才能を持つ同級生が2人いました。小笠原則彰さんと山口雅英さん(※渡辺さんのインタビューでの発言に基づく推測)で、彼らの描く絵は周囲がどよめくほど素晴らしく、後にプロの画家として活躍するほどの腕前だったといいます。さらに、その2人が遊びで描く漫画も非常に面白く、渡辺さんは「自分は漫画家にはなれない」と悟り、夢を諦めることになったそうです。△▼
△▼漫画家の夢を諦めた渡辺さんに転機が訪れたのは高校2年生の文化祭です。友人と二人で女装し、当時人気だったアイドル「キャンディーズ」のモノマネを披露することに。出番を待つ間、舞台袖から見たステージの光景——照明を浴び、観客の歓声に応える出演者の姿——に強い衝撃を受け、「役者という仕事」に興味を持つきっかけとなりました。これが、俳優「渡辺いっけい」誕生の瞬間と言えるでしょう。△▼
◎◆当初は人見知りな性格だったようですが、文化祭の司会を務めたり、高校3年生では生徒会長を務めたりするなど、徐々に積極性やリーダーシップを発揮するようになっていきました。◎◆
中学・小学校などその他の学歴
渡辺さんのルーツである、中学・小学校時代についても触れておきましょう。
出身中学校と当時のエピソード
中学校時代は、後の芸名にも繋がる時期でした。
◇◆渡辺いっけいさんの出身中学校は、地元愛知県の豊川市立一宮中学校です。◇◆
◎◆この頃から漫画家を本気で目指しており、近所の友人と漫画のことばかり考えて過ごしていたそうです。学校でも「漫画家志望」を公言し、周囲からは少し珍しがられていたとのこと。現在の芸名「渡辺いっけい」は、この頃から使っていたペンネームで、本名の「一惠(かずよし)」を音読みにしたものです。漫画の構図を考える経験は、現在のドラマ撮影現場で立ち位置などを考える際にも役立っていると語っています。◎◆
小学校時代の性格・家庭環境など
小学校時代に関する情報は少ないですが、基本的な情報をまとめます。
◇◆出身小学校は、愛知県の一宮町立大和小学校(現・豊川市立一宮南部小学校)です。◇◆
□■渡辺さんは3人きょうだいの真ん中で、お姉さんと妹さんがいらっしゃいます。□■ 幼い頃から絵を描くことが好きだったという点は、中学・高校時代のエピソードとも繋がっていますね。
学歴から見える渡辺いっけいの人物像とは?
渡辺さんの学歴を振り返ると、彼のユニークな人物像が浮かび上がってきます。
努力家タイプ?実力主義?などの分析
渡辺さんの経歴を見ると、夢を追いかける情熱と、現実を見極める冷静さ、そして目標に向かって努力を続ける粘り強さが感じられます。
漫画家という夢を同級生の才能を目の当たりにして諦めるという経験は、彼にとって大きな挫折だったかもしれませんが、そこで立ち止まらず、文化祭での経験をきっかけに「俳優」という新たな道を見つけ出した点に、彼の柔軟性と前向きな姿勢がうかがえます。
大阪芸術大学で専門知識を学び、劇団活動で実践を積み、状況劇場での下積みを経てブレイクした経緯は、決して平坦な道ではなかったはずです。しかし、一つ一つの経験を着実に力に変えていく努力家としての一面が見て取れます。
進学歴と俳優人生の接点
大阪芸術大学で舞台芸術を専門的に学んだことは、彼の俳優としての基礎を築く上で非常に重要だったと言えるでしょう。劇団☆新感線での経験は、独特のエンターテインメント性や表現力を磨く場となり、その後の小劇場での活動や、テレビドラマでの幅広い役柄に対応できる演技力の土台となりました。
また、漫画家を目指していた経験からくる「絵的なバランス感覚」は、映像作品において自身の立ち位置や見せ方を考える上で役立っていると本人が語っており、一見回り道に見える経験も、現在の俳優業に確実に活かされています。
まとめ
渡辺いっけいさんの学歴と学生時代のエピソードをご紹介しました。
- 大学: 大阪芸術大学 芸術学部 舞台芸術学科
- 高校: 愛知県立国府高等学校 (偏差値60)
- 中学校: 豊川市立一宮中学校
- 小学校: 豊川市立大和小学校 (現・豊川市立一宮南部小学校)
漫画家志望から一転、俳優の道を歩み始めた渡辺さん。学生時代のユニークな経験や、劇団での下積みが、現在の名バイプレーヤーとしての活躍に繋がっていることがよく分かりましたね。
渡辺いっけいさんが出演した代表作の一つ『ガリレオ』シリーズは、今なお根強い人気があります。あの個性的な栗林助手の活躍をもう一度見たい方は、ぜひチェックしてみてください。
長年愛された人気シリーズ『京都地検の女』での、名コンビぶりも印象的でした。
映画『容疑者Xの献身』でも、『ガリレオ』シリーズの栗林役として重要な役割を果たしています。
俳優プロフィール
- 氏名(フリガナ): 渡辺 いっけい(ワタナベ イッケイ)
- 最終学歴: 大阪芸術大学 芸術学部 舞台芸術学科
- 出身高校: 愛知県立国府高等学校
- 芸能界入りのきっかけ: 高校の文化祭で見た舞台の光景に感動し役者を志し、大阪芸術大学へ進学。在学中に劇団☆新感線に参加し演劇活動を開始。
- 俳優の紹介: 愛知県豊川市出身の俳優(1962年10月27日生)。本名は渡辺一惠(わたなべ かずよし)。身長170cm。大阪芸術大学芸術学部舞台芸術学科を卒業後、劇団☆新感線や状況劇場での活動を経て、1992年のNHK連続テレビ小説『ひらり』で広く知られるように。以降、その確かな演技力と親しみやすい人柄で、ドラマ、映画、舞台に欠かせない名バイプレーヤーとして活躍。代表作に『ガリレオ』シリーズ、『京都地検の女』シリーズ、『税務調査官・窓際太郎の事件簿』シリーズ、『救命病棟24時』、『ストロベリーナイト』、大河ドラマ『青天を衝け』など多数。温厚で少し気弱な役から、コミカルな役、知的な役、悪役までこなす演技の幅広さが魅力。元々は漫画家を目指しており、現在の芸名は当時のペンネームに由来する。趣味は絵画、特技は剣道。2019年からは地元・豊川市の「とよかわ広報大使」も務めている。妻は女優・声優の門間葉月。









