女優・タレントとしてマルチに活躍し、特にミュージカルの世界で高い評価を得ている宮澤エマさん。近年ではNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の実衣役や連続テレビ小説『らんまん』の笠崎みえ役など、映像作品でもその存在感を増しています。
そんな宮澤さんですが、祖父が元内閣総理大臣の宮澤喜一氏であるという華麗な家系とともに、その国際色豊かな学歴にも注目が集まっています。森村学園初等部から聖心インターナショナルスクールへ進み、その後アメリカの名門オクシデンタル大学を卒業、さらにイギリスのケンブリッジ大学への留学経験もお持ちです。
この記事では、宮澤エマさんの輝かしい学歴を小学校から大学まで詳しく掘り下げ、インターナショナルスクール時代の意外な苦労や、勉強への意識を変えた大学での学び、そして女優への道を決意するきっかけとなったエピソードなどを、Wikipediaやインタビュー情報などを基にご紹介します。華やかな経歴の裏で、彼女はどのような学生時代を送り、今の活躍へと繋げていったのでしょうか?
宮澤エマの学歴まとめ
まずは、宮澤エマさんの輝かしい学歴を小学校から順に見ていきましょう。各学校でのエピソードや、後の活躍に繋がる経験について詳しくご紹介します。
出身大学:オクシデンタル大学(宗教学専攻)とケンブリッジ大学留学
宮澤エマさんは、高校卒業後、アメリカ合衆国カリフォルニア州にあるオクシデンタル大学へ進学されました。
オクシデンタル大学は、少人数制教育を特徴とするリベラルアーツ・カレッジの名門として知られています。特筆すべきは、第44代アメリカ合衆国大統領バラク・オバマ氏もコロンビア大学に編入する前に2年間在籍していたことです。
宮澤さんはこの大学で宗教学を専攻されました。大学3年生の時には、イギリスの名門ケンブリッジ大学へ1年間の留学も経験されています。世界トップクラスの大学での学びは、彼女にとって大きな財産となったことでしょう。
大学時代のエピソード:初めて感じた勉強の面白さと自己表現への目覚め
意外にも、宮澤さんご自身は「勉強が好きではなかった」そうですが、「大学は行っておいた方がいい」と考え進学を決めたといいます。しかし、オクシデンタル大学で宗教学を学び始めたところ、その面白さに目覚め、「初めて勉強を楽しいと思えた」とインタビュー(出典:TOWN WORK)で語っています。
それまでの「自分は勉強ができない、だから嫌い」という考えが、「好きなものを学ぶのは楽しい」へと変化したそうです。また、「解答が間違っていても『その考えはおもしろい』と正解よりも考えることや発想力を認めてくれた教授と出会えたことも大きかった」とも述べており、大学での学びや出会いが彼女の価値観に大きな影響を与えたことがうかがえます。
宗教学を選んだ理由については、「社会学の勉強になると思って」と語っていますが、「今になって、ミュージカルに出演しているとだいたいの作品に宗教が絡んでいるので、学んでおいて良かったなと思います」とも話しており、結果的に現在の仕事にも活きているようです。
大学進学後は一度歌から離れていた宮澤さんですが、ケンブリッジ大学への留学中にビッグバンドのボーカルを担当するなど音楽に触れる機会が多く、「やはり自分を表現する仕事をしていきたいなと改めて再確認しました」と、芸能界への道を意識するきっかけになったことを明かしています(出典:ORICON)。
卒業後の進路:ミュージカル女優としてのデビューとタレント活動
オクシデンタル大学を卒業後、2012年春に日本へ帰国し、芸能界入りを果たします。Wikipediaによると、初めてのテレビ出演はフジテレビの『ネプリーグ』で、「孫タレ」として同じく“総理の孫”であるDAIGOさんと共演しました。
その後、『森田一義アワー 笑っていいとも!』や『踊る!さんま御殿!!』などのバラエティ番組にも多数出演。当初は「総理の孫」という肩書で注目されましたが、本人はあくまで女優志望であり、「もどかしくもんもんとしていました」とその心境をインタビューで語っていたこともあります。
転機となったのは、演出家の宮本亜門氏との出会いでした。宮本氏からオーディションの誘いを受け、最終的に2013年11月、ミュージカル『メリリー・ウィー・ロール・アロング〜それでも僕らは前へ進む〜』のメアリー役に抜擢され、念願の女優デビューを飾りました。このデビューを機に、ミュージカル女優としての道を本格的に歩み始めます。
宮澤エマの高校時代
宮澤さんは、中学校から内部進学する形で聖心インターナショナルスクール高等科で学びました。ここでは、国際的な環境で過ごした高校時代のエピソードを見ていきましょう。
高校名:聖心インターナショナルスクール高等科(偏差値なし)
宮澤エマさんの出身高校は、東京都渋谷区広尾にある聖心インターナショナルスクール高等科です。幼稚部から高等部まであるカトリック系のインターナショナルスクールで、多くの著名人を輩出している名門校として知られています。
インターナショナルスクールのため、日本の一般的な偏差値という指標はありません。入学には本人や保護者の高い英語力が求められ、英語での面接が重視されると言われています。また、授業料も比較的高額で、年間200万円ほどかかるとの情報もあります。卒業生にはタレントの関根麻里さん、女優のシルビア・グラブさん、NiziUのリマさんなどがいます。
高校での部活・エピソード:英語の壁、合唱部・演劇部での活動と宮本亜門氏との縁
高校時代、宮澤さんは合唱部(グリークラブ)と演劇部に所属し、歌や演技に情熱を注いでいました。子供の頃から好きだった歌のために、ボイストレーニングも続けていたそうです。
合唱部には、後に彼女のデビューのきっかけを作ることになる演出家・宮本亜門さんの弟が所属しており、宮澤さんの歌声を聴いた宮本氏がその才能に注目した、という縁があったことがWikipediaにも記されています。
また、高校3年生の時には歌手デビューの話もあったそうですが、最終的には大学進学を選びました。聖心インターナショナルスクールは芸能活動を厳しく制限していることでも知られており、そのあたりも影響したのかもしれません。
ちなみに、ご本人の発言によると、当時は少しふっくらした体型で、男子からはあまりモテなかったそうです。高校3年生の時には、祖父である宮澤喜一元首相が逝去されるという出来事もありました。
中学・小学校などその他の学歴
宮澤さんの学びの旅は、インターナショナルスクールへの進学から始まりました。ここでは、彼女の原点ともいえる中学・小学校時代を振り返ります。
出身中学校:聖心インターナショナルスクール中等科と英語への適応
宮澤エマさんの出身中学校は、高校と同じ聖心インターナショナルスクールの中等科です。小学校までは日本の学校に通っていましたが、「バイリンガルになってほしい」というご両親の意向で、中学校からインターナショナルスクールへ進学しました。
しかし、入学当初は英語に大変苦労されたようです。「本当は小学校のみんなと一緒に進学したかった」と思っていたそうで、最初の3〜4ヶ月は環境の変化と英語の壁に悩み、「学校に行きたくない」と感じるほど辛かったとインタビューで語っています。
そんな状況を変えたのが、中学1年生の夏休みに参加したアメリカでのサマーキャンプでした。1ヶ月間、英語だけの環境で過ごした経験が大きな自信となり、新学期からは学校が楽しくなったそうです。その後は演劇部や合唱部に入部し、バンド活動も行うなど、積極的に学校生活を送るようになりました。
また、この頃にマライア・キャリーやホイットニー・ヒューストンといったディーバ系の歌手に衝撃を受け、「こんな歌い方があるんだと思って、凄く影響を受けて真似をしていました」と語っており(出典:一般社団法人日本ポピュラー音楽協会)、歌への情熱がさらに高まった時期でもありました。ブラックミュージックにも興味を持ち、ブルースやジャズ、ソウルなども聴き始めたそうです。
出身小学校:森村学園初等部と幼少期の海外生活、May J.との関係
宮澤エマさんの出身小学校は、神奈川県横浜市にある私立の共学校、森村学園初等部です。幼稚園から高等部までの一貫教育を行う歴史ある学校です。
驚くことに、歌手のMay J.さんとは小学校の同級生だったそうです。
宮澤さんは日本で生まれましたが、外交官である父親の仕事の関係で、3歳から幼稚園を卒園するまでアメリカで生活していました。渡米当初は英語が全く話せず、現地の子供と3ヶ月間口をきかなかったというエピソードがあります。逆に、幼稚園入学のために日本に戻った際には、今度は日本語がうまく話せなくなっていた時期もあったそうです。
幼い頃から歌やミュージカルが大好きで、ご両親や祖母に連れられて本場ブロードウェイのミュージカルを鑑賞する機会も多かったといいます。
また、祖父である宮澤喜一元首相のことは「グラン・ダッド」と呼んでおり、週に一度は祖父の家でディナーをするなど、家族仲は非常に良かったようです。外出時にはSPが同行し、握手を求められる祖父の姿を見て、子供ながらに「すごい人なんだ」と感じていたと語っています。
学歴から見える宮澤エマの人物像とは?
これまでの華々しい学歴と、その中で語られたエピソードから、宮澤エマさんという人物の魅力や、現在の活躍に繋がる要素が見えてきます。
国際的な環境で培われた知的好奇心と努力家の一面
幼少期のアメリカ生活、そして中学・高校時代のインターナショナルスクールでの経験は、宮澤さんに国際的な視野と高い語学力を与えました。特に、中学入学当初の英語への苦労を乗り越えたエピソードからは、困難な状況でも諦めずに努力を続ける粘り強さがうかがえます。
また、一度は「嫌い」だった勉強が、大学で宗教学という興味のある分野に出会ったことで「楽しい」ものに変わったという経験は、彼女の強い知的好奇心を表しています。常に新しいことを学び、吸収しようとする姿勢が、多様な役柄を演じこなす現在の活躍に繋がっているのかもしれません。
学歴と経験が女優人生に与えた影響:語学力、表現力、宗教学の知識
宮澤エマさんのキャリアにおいて、その学歴と経験は間違いなく大きな武器となっています。
まず、堪能な英語力は、海外作品への出演の可能性を広げるだけでなく、英語詞の楽曲を歌いこなす上でも大きな強みです。学生時代から情熱を注いできた歌と演技は、ミュージカル女優としての確かな実力の基盤となっています。
さらに、大学で専攻した宗教学の知識は、宗教的なテーマを扱うことが多いミュージカル作品への深い理解を助けていると本人も語っており、役作りに深みを与えています。これらの要素が組み合わさることで、宮澤エマさん独自の魅力と、説得力のあるパフォーマンスが生み出されていると言えるでしょう。
まとめ
今回は、女優・タレントとして活躍する宮澤エマさんの学歴について、小学校から大学、そして留学経験まで詳しくご紹介しました。
森村学園初等部、聖心インターナショナルスクール中等科・高等科、アメリカのオクシデンタル大学、そしてイギリスのケンブリッジ大学留学という輝かしい経歴をお持ちです。
その道のりは決して平坦ではなく、インターナショナルスクールでの英語の壁や、一度は距離を置いた歌への思いなど、様々な葛藤や努力があったことがうかがえます。しかし、それらの経験すべてが糧となり、知的好奇心、語学力、表現力を磨き上げ、現在の多方面での活躍に繋がっているのでしょう。
華麗な家系や学歴だけでなく、その裏にある努力と経験こそが、宮澤エマさんの真の魅力なのかもしれません。今後のさらなる活躍からも目が離せませんね。











