今回は俳優の村上弘明さんについて、わたくし佐藤まことが、その学びの足跡をたどっていきたいと思います。
『仮面ライダー』での鮮烈なデビューから、『必殺仕事人』シリーズなどで見せる重厚な演技で、長年にわたり私たちを魅了し続ける村上さん。実はその経歴を調べてみると、岩手の自然豊かな町で育ち、医師を目指して進学校に通っていたという意外な過去が見えてきました。
法政大学在学中に、友人が応募したオーディションがきっかけで人生が大きく変わったというエピソードは、まるで映画のようですよね。この記事では、村上さんが俳優という天職を見つけるまでの学生時代のエピソードや、演技未経験から主役という大役を掴み、名優へと上り詰めた原点に迫ります。
村上弘明のプロフィール|最新出演作は「陽が落ちる」!
まずは、村上弘明さんの基本的なプロフィールから見ていきましょう。
1956年12月22日生まれ、岩手県陸前高田市のご出身で、2024年現在は68歳になられます。185cmという長身が、時代劇の殺陣や現代劇でのスーツ姿にとても映えますよね。
1979年、法政大学在学中に映画『もう頬づえはつかない』のオーディションに合格し、同年に『仮面ライダー(スカイライダー)』の主役で俳優デビュー。その後は『必殺仕事人V』シリーズで確固たる地位を築き、数々の映画やドラマで活躍されています。
2024年12月からは芸能事務所HONESTと業務提携し、2025年には時代劇映画「陽が落ちる」の公開が控えているなど、今なお第一線で活躍されている姿には本当に頭が下がります。
村上弘明の学歴まとめ|出身小学校から大学は法政大学まで!
医師を目指した秀才だったという村上さん。その学生時代はどのようなものだったのでしょうか。小学校から大学まで、その学びの経歴を一つひとつ見ていきたいと思います。
出身小学校:陸前高田市立広田小学校
村上さんの出身小学校は、岩手県にある陸前高田市立広田小学校です。
豊かな自然に囲まれた環境で、当時は海でアワビやウニを採って遊ぶなど、活発な少年時代を過ごされたそうです。この頃に培われたたくましさが、後のアクションシーンなどにも活かされているのかもしれませんね。
出身中学校:陸前高田市立広田中学校
中学校は、地元の陸前高田市立広田中学校に進学されました。
中学時代は野球部に所属し、なんと4番でショートという中心選手だったそうです。当時はプロ野球選手になるのが夢だったとか。また、お父様のワカメ養殖のお手伝いもされており、真面目で親孝行な一面がうかがえます。
出身高校:宮城県立気仙沼高等学校は偏差値54の進学校!
高校は、お隣の宮城県にある宮城県立気仙沼高等学校に進学されています。偏差値54と、地域の進学校として知られています。
この頃から、将来は医師になりたいという夢を抱くようになり、故郷を離れて越境入学を選ばれたそうです。毎朝5時半に起き、始発電車で2時間半もかけて通学されていたというエピソードには、その意志の強さに驚かされます。
大好きだった野球も、ナイター練習に参加すると終電に間に合わないため断念したとのこと。その一方で、文化祭では西城秀樹さんのモノマネを披露するなど、当時から表現者としての片鱗を見せていたようです。
出身大学:法政大学法学部政治学科で政治学を専攻(中退)
高校卒業後は、教師になるという名目でご両親を説得し、法政大学法学部政治学科に進学するために上京されました。
しかし、その胸の内には「映画に関わる仕事がしたい」という熱い想いを秘めていたそうです。大学では柔道部に所属し、3畳間の下宿でアルバイトをしながら、来るべき日に備えていたのかもしれません。
そして1979年、在学中に『仮面ライダー』の主役に抜擢されたことで、俳優の道一本で生きていくことを決意し、大学を中退されました。
村上弘明が俳優を目指したきっかけは『風と共に去りぬ』との衝撃的な出会い
医師という安定した道を志していた村上さんが、なぜ映画の世界に強く惹かれるようになったのでしょうか。その運命を大きく変えたのは、仙台での浪人時代に観た一本の映画でした。
当時、息抜きのために名画座に通っていた村上さんは、そこで観た『風と共に去りぬ』に衝撃を受けます。
故郷の土を掴み力強く立ち上がるヴィヴィアン・リー演じるスカーレット・オハラの姿に深く感銘を受け、「映画はなんて面白いんだ!」と、その世界にのめり込んでいったそうです。
この出会いがなければ、俳優・村上弘明は誕生していなかったかもしれません。まさに、人生を変える運命的な出会いだったのですね。
村上弘明の学生時代のエピソード|医師志望から名画座通いで映画の虜になった浪人時代
村上さんの人生の転機となった浪人時代。そこには、真面目な秀才が新たな夢を見つけるまでのドラマがありました。
もともとは医学部を目指して勉学に励む日々。しかし、その一方で、500円で3本立ての名画を観られる映画館は、彼にとって様々な世界を見せてくれる特別な場所だったようです。
「映画の素晴らしいところは、いろんな世界に連れて行ってくれること」と語る村上さん。この浪人時代の経験が、それまで抱いていた医師という夢から、より広い世界で自分の可能性を試したいという想いへと繋がっていったのですね。
村上弘明の演技力の原点|演技未経験から仮面ライダーの現場で基礎を築く
法政大学に進学後、ついにその運命の扉が開かれます。
なんと、映画好きのご友人が、村上さんに内緒で映画『もう頬づえはつかない』のオーディションに応募。これがきっかけで芸能界入りを果たすことになります。
さらに驚くべきは、その直後に3,786人の中から『仮面ライダー(スカイライダー)』の主役に選ばれたことです。演技経験が全くない中での大抜擢。当時のプレッシャーは計り知れません。
バイクの免許すら持っていなかったため、撮影の合間にグラウンドで猛練習を重ねたそうです。まさに、実践の場で一つひとつ学び、体当たりで役を掴み取っていったのですね。この現場での経験こそが、村上さんの俳優としての揺るぎない原点になったのだと感じます。
村上弘明の学歴は俳優業にどう活かされている?気仙沼高校で培った真面目さと法政大学で開花した探究心
一見すると、村上さんの学歴と俳優という職業は直接的には結びついていないように見えるかもしれません。しかし、その学生時代に培われた経験が、俳優としての彼の大きな力になっていると私は思います。
医師を目指し、毎日2時間半かけて気仙沼高校まで通い続けた真面目さと忍耐力。それは、どんな過酷な現場でも役と向き合い続ける俳優としての姿勢に繋がっているのではないでしょうか。
そして、法政大学時代に様々な映画に触れ、知的好奇心や探究心を深めた経験。これが、与えられた役を深く理解し、その人物として生きるための糧になっているのだと思います。
故郷の岩手から宮城、そして東京へ。学びの場を移しながら広い世界を見てきた経験そのものが、村上さんの演技に深みと説得力を与えているのですね。
まとめ
今回は、俳優・村上弘明さんの学歴と、その学びの背景にある物語を追ってきました。
岩手の港町で育ち、医師を目指して進学校で勉学に励んだ真面目な青年が、浪人時代に一本の映画と出会ったことで人生を大きく変えていく…。そのストーリーは、本当にドラマチックで心を打たれました。
友人がこっそり応募したオーディションから、未経験で仮面ライダーの主役へ。その後のご活躍は、決して偶然や幸運だけではなく、学生時代に培われた真面目さ、そして映画への深い愛情があったからこそなのだと、今回の調査を通して改めて感じました。
これからも、その重厚な演技で私たちを魅了し続けてくださることを、一ファンとして心から楽しみにしています。
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